業務実績

持続する農村漁村

水産業・漁村

2013〜2012年

産地水産業強化支援事業

水産庁防災漁村課

【地域での6次産業化支援】
平成23年度より始まった「産地水産業強化支援事業」に取り組む漁村地域や、今後、漁村の活性化に取り組もうとしている地域を対象に、現地支援として9地区(総合検討委員会委員とともに、現地を訪問し、現状・課題の把握と、関係者との意見交換などから、ハードとソフトの取組みを推進するための活性化方策をまとめた)、専門家派遣15地区(具体的な解決すべき課題に対して、専門家を派遣しアドバイスを行った)、講習会9地区(漁村地域の業業者、住民、行政職員などの関係者に対して、講習会を開催した)を行い、水産物流通改善や加工品開発、観光事業との連携等について、地域での推進方策の検討等を支援した。
【人材育成】
漁村の地域リーダー研修会として、全国4ヶ所、各2回(北海道、東京、大阪、福岡の4ヶ所)の研修会を開催した。それぞれ、現地視察を兼ねた現場で取組内容や考え方を学ぶプログラム、有識者からの講義により、水産流通、ブランド化や都市漁村交流等について学ぶプログラム、さらに、参加者自らの地域におけるビジネスモデル作成を通じて、その方法を学んだ。
【情報発信】
全国4カ所でのブロック会議として産地強化支援事業に取組む協議会を対象に、取組みの紹介、意見交換の場を設けた他、東京、福岡においてはシンポジウムを開催した。「漁村の磁力」と題して、漁村の魅力の活かし方、伝え方をテーマとした基調講演、パネルディスカッションなどを行った。東京では、地域の食材・加工品の試食会を合わせて開催した。

農山漁村の地域力向上

担い手育成事業 田舎で働き隊!
(農村活性化人材育成派遣支援モデル事業)

2010年

都市住民への移住・定住の促進

農林水産省農村振興局

過疎、高齢化等が進む農村地域に、都市住民を派遣し、移住、定住を促進するしくみづくりを行った。具体的には、全国6か所(茨城県、群馬県、和歌山県、山口県、高知県、福岡県)にて、都市住民を対象とした農業、林業、農商工連携、都市農村交流、地域自立型のビジネスモデルに関する研修を1カ月〜2カ月間実施した。また、研修生の継続的な農村地域とのつながりを構築するとともに、農村地域の受け入れ体制づくりの支援を行った。

2009〜2008年

農村活動への都市部人材の育成システム構築

農林水産省農村振興局、NPO法人えがおつなげて

農村地域の活性化のためには、それを担う人材の重要性について指摘されている中で、農村地域活性化活動への従事を希望する都市部人材等の活用を主な目的とする人材育成システムの構築に向け、人材育成や都市と農村をつなぐ支援を行い、農村の自立的な地域活性化を担う人材の育成・確保を安定的に支える仕組みを提案した。

2011年

食と地域の交流促進集落活性化対策事業

やまのやど活性化協議会

和歌山県北山村の地域振興施設である「おくとろ温泉やまのやど」において、都市部から研修生の受け入れを行い、じゃばら商品の販売やパンフレットの作成等、村の活性化事業の研修を行った。本事業では、村の関係団体からなる協議会を設立し、その運営支援や研修生の募集、研修指導等を行った。