活力ある漁村づくりの事例

各地で行われている漁村の活力づくりの事例を紹介します。漁業体験や体験学習、着地型観光、農業との連携など漁村地域の資源を活用した都市漁村交流の取組や、水産物の流通・販売・加工などの工夫により漁業の振興および地域の活力高める取組について、取組内容とその成功の要因を整理しておりますので、地域での活動にご参考ください。

大学・企業との連携事例

漁村地域において多様な主体と連携した地域づくりを行うことは、人材確保、資源の有効活用、情報発信、財源確保の面でも有効であり、その連携・協力先として、企業や大学が非常に有効なパートナーになり得ます。漁村地域が大学や企業と連携して活力ある漁村づくりに取組む活動について整理しておりますので、地域での活動にご参考下さい。

子ども達の漁村への受入れ事例

平成20年度から総務省、文部科学省、農林水産省の三省連携による「子ども農山漁村交流プロジェクト〜120万人・自然の中での体験活動の推進〜」が設定され、小学校における農山漁村での長期宿泊体験活動が開始されています。子ども農山漁村交流プロジェクトの受け入れを実施している地域を主な対象として実施したヒアリングから、受け入れ側の地域と、送り出し側の小中学校、教育委員会での取組実施にあたってのポイントを整理しています。地域での活動にご参考下さい。

漁業の多角化の取組事例

漁獲してもセリにもかからずに処分されてしまう魚や、かつては地魚として食用されていたものの、食文化の変化などにより現在は消費されていない魚など、小規模ではあるが地域特有の多様で魅力的な水産資源が利用できない状況があります。また、環境の変化により新たに出現した魚についても指摘されています。漁獲技術の革新や、水産物の消費・流通の仕組みの工夫により、これら課題を解決している例を整理します。地域の水産業を振興するための方法として、ご参考下さい。

漁村地域への移住・定住の事例

漁業者の高齢化や後継者不足により地域の水産業の活力低下が各所で指摘されています。地域の人口を維持し、漁業の後継者の確保をはかるための取組として、全国の漁村地域では漁業だけでない多様な働き方が見られます。漁村地域での就業や産業創造の事例、また地域での漁業者育成や移住者の誘致の取組についても整理していますので、ご参考下さい。