業務実績

持続する農村漁村

水産業・漁村振興

業務名 産地水産業強化支援事業のうち産地協議会活動支援事業
委託者 水産庁
年度 平成24、25年度

多くの漁村地域の課題は、漁業生産が量・額ともに低迷していること、資材の生産コストの増大などにより地域の基幹産業である水産業が不振となり漁家所得が減少していること、また、それに伴う後継者不足により漁業者が高齢化・減少し、漁村コミュニティの衰退が進んでいることです。
本事業では、漁業者及び漁村地域の所得向上のため、ハード・ソフトの両面にわたり後方支援を行いました。漁港の水揚げ施設や養殖施設、水産物の加工販売施設や交流施設などの整備・再編と併せて、水産物の販路拡大や資源管理、交流事業の展開などの方策を、地域ともに考え、推進を支援しました。

プロジェクトリーダーより

漁業・水産業の有識者や、各地で先進的に魚の流通販売、ブランド化、都市漁村交流などを実践する専門家とのネットワークを築くことで、全国の漁村地域にある多様な課題に対応できる支援体制を構築することに取り組みました。また約2年間で計60以上の漁村における伴走支援により、地域での生産・販売や交流事業などの新たな取組を生み出したほか、全国各地での研修会やシンポジウムを通じて、漁村地域同士の横のつながりを生み出すことにもなりました。

農林業の6次化・ブランド化

業務名 ふくしまオーガニックコットンプロジェクト商品紹介資料作成(広報)、及び関連業務委託
委託者 福島県 いわき市、いわきおてんとSUN企業組合
年度 平成24〜26年度

東日本大震災後の福島で、自給率ほぼ0%だったオーガニックコットンの栽培から加工、販売までを手掛ける6次産業化ビジネスを立ち上げました。福島における新たな仕事づくりです。農家の方、地元企業、まちづくり団体、行政などが連携し、いわき市を中心に2012年から県内約30箇所でコットンの栽培を開始しました。また、復興ツーリズムとしてコットンの栽培体験してもらうなど、都市部の企業、住民の方にも参画、ご支援いただいております。現在では、コットンからできた手ぬぐいやTシャツなどの商品を多くの方にご愛用いただいております。
(参考http://www.iwaki-otentosun.jp/cotton/

プロジェクトリーダーより

事業の立ち上げ時からご支援させていただき、様々なことを順序立ててスピーディに、ときに着実に業務を遂行してきました。その結果、地域の合意形成や組織の法人化、栽培から販売までの仕組みづくり、販売促進方法など、地域の方と一緒に伴走型で事業を作り上げていくことができました。

詳細業務一覧

  • 美しく伝統ある農山漁村
  • 水産業・漁村
  • 農林業の活性化
  • 農山漁村の地域力向上

持続する農村漁村に関するご相談などをお待ちしております。