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沖縄県八重山郡竹富町 細崎ま〜る新鮮隊
活かそう!守ろう!海人の宝!事業
地区の概要
- 石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁地帯である石西礁湖内にある小さな有人島。
産業・漁業
- 島内には大型リゾートが2つあり、またNHKドラマ「ちゅらさん」の舞台になった島でもあるため、観光サービス業が主要な産業であり、周辺離島より宿泊率が高い。
これまでの取組みと事業成果
- 簡易的加工販売可能な施設整備により商品開発、島内販売が可能になる
- アンケート・行商時の聞き込みにより地元の水産物ニーズ把握、販路拡大の可能性確認
- 観光客への加工品販売に施設や人材不足から安定供給がむずかしいことから、ブルーツーリズムの体験プログラムとしての提供へ方針転換
- 地元の学校や住民と漁村地域との連携が進む
- 観光業の技術、事業ノウハウの取得、モニターツアーの実施、プログラムの開発が進む
- ブログなどでの地域現状、魅力の発信、内外の専門家などとの交流
課題
- 観光サービス業が主要な産業でありそれ以外は農業・漁業等の零細な産業しかないことから若者の島外流出が問題
- 細崎集落には資源があり観光客が訪れているが、滞留できる受け皿がない
- 加工・保存に課題、少量の鮮魚販売から展開できていない
- 販売先の詳細なニーズ把握が足りない
- 地区での滞留客への対応(飲食物販のサービスが不足)、ホテルやバス会社との連携した商品としておプログラム実施に課題
- 更なる情報発信(リアルタイムでの発信など)
本事業の実施目的
自立的な事業取組の基盤確立のため、島内消費拡大や加工品開発を通して資源の付加価値向上による地産地消を目指した事業、体験漁業を通じた新たな海業の創出による雇用促進
事業内容
取組1.「地産地消の推進と販売機会の創出」
- 「細崎湧く湧くお魚祭り」の開催(月2回漁港内での開催、島内販売テスト、試食会、ブルーツーリズム体験プログラムの実施)
- 島内外の料理人を講師に招いて『活け活け!しまいゆ(島魚)料理会』の開催(ホテルや居酒屋と漁師との情報交換、4回開催)
- 島内での受注販売の試行(お魚祭り実施時及び電話での受注)
- 島内イベントへの参加(ちゅらさん祭りなどイベントでの出店、市場調査、アンケート調査実施)
取組2.「ブルーツーリズム、観光業との連携」
- 先進事例の視察(石垣島 海業(うみわざ)観光)
- ブルーツーリズム指導者研修会への参加による技術向上(まちむら交流機構開催のツアーガイド講習会参加)
- 各プログラムの充実と新規プログラムの構築(魚垣ツアー、たらしあぎー作り、定置網体験、刺網体験)
- 地元ホテルやバス会社との連携によるブルーツーリズムの実施(情報交換、複数プログラムを組み合わせた商品パッケージの作成)
- シャコガイの稚貝の埋め込みによる放流と体験プログラムの連携
- 地元中学生を対象とした体験学習プログラムの実施
取組3.「担い手の確保、体制づくり」
- 事業推進体制の取組3.「情報発信」
- ブログの充実と取組2.「ブルーツーリズム、観光業との連携」
- 先進事例の視察(石垣島 海業(うみわざ)観光)
- ブルーツーリズム指導者研修会への参加による技術向上(まちむら交流機構開催のツアーガイド講習会参加)
- 各プログラムの充実と新規プログラムの構築(魚垣ツアー、たらしあぎー作り、定置網体験、刺網体験)
- 地元ホテルやバス会社との連携によるブルーツーリズムの実施(情報交換、複数プログラムを組み合わせた商品パッケージの作成)
- シャコガイの稚貝の埋め込みによる放流と体験プログラムの連携
- 地元中学生を対象とした体験学習プログラムの実施
様々な機会を通じての情報発信(ブログ、各種メディアを活用した来島者、漁業者間、異業種間の交流促進)
- 「まーる新聞」の発行(地元住民への情報発信)
- ホームページの開設(ま〜る新鮮隊の紹介、体験プログラムの内容紹介)
構築に向けた仮事務所の開設
- 人材確保・育成(島内での人材確保と役割分担)
実施体制
【細崎ま〜る新鮮隊】
八重山漁協組合員
竹富町 町長
沖縄県八重山農林水産振興センター
などにより構成