和歌山県東牟婁太地町 太地町くじらと自然公園のまちづくり協議会
森浦湾鯨の海構想を軸とした魅力あるくじらのまちづくり事業
(森浦湾周辺地域を中心とした太地町全域)

地区の概要
  • 国内では宮城県鮎川、千葉県秋田とともに限られた小型沿岸捕鯨の伝統を守る“くじらのまち”であり、町内には、人とくじらのかかわりの歴史や文化を今に伝える様々な史跡や地域資源が豊富に立地し、地域の独自性をかたちづくっている。
  • 紀伊半島の突端という辺地的な立地条件から、近年、元町の人口減少と高齢化の進行が著しく、高齢者世帯や高齢や単身世帯の増加も問題になっている。
産業・漁業
  • 沿岸捕鯨を含めた町の基幹産業である漁業の疲弊が著しいのが実情であり、まちの独自性と誇りである捕鯨に関しては国内外の賛否様々な意見にさらされ、翻弄されている。

これまでの取組みと事業成果

まちづくりの基本方針「くじらと自然公園のまちづくり構想」を掲げ、「くじらと海のエコミュージアム太地」を旗印に活性化に向けての気運が醸成されている

課題

  • 紀伊半島の突端という辺地的な立地条件から人口減少と高齢化の進行が著しい
  • 高齢者世帯や高齢者単身世帯の増加
  • 基幹産業である漁業の疲弊が著しい
  • 町の独自性と誇りである捕鯨について国内外の賛否様々な意見にさらされ翻弄されている

本事業の実施目的

  • 森浦湾鯨の海の実現を仮定したコミュニティビジネスの主体(地域経済は旧や地域活性化の主体)の体制強化
  • コミュニティビジネスメニュー・内容イメージの共有
  • コミュニティビジネス実践のための知見の集積
  • コミュニティビジネス実践のための周辺協働ネットワークづくり

事業内容

取組1.「ふるさとの海”森浦湾の鯨の海の地図づくり”」
  • 森浦湾の実態を海洋調査専門家指導のもと地元住民の潜りにより女王を集め、海の地図(海岸地形、海底状況を地図におとす)を作成
  • 地図作成を通じて地域の高齢者と子ども達の交流、地域学への発展、地区の魅力をHPで発信
取組2.「森浦湾海の体験交流モニターツアーの実証実験」
  • 夏〜秋の体験交流ツアー:森浦湾海の体験交流モニターツアーを2回実施、アンケートにより料金設定など知見の集積と体制づくりの実証
  • くじら祭り体験交流ツアー:太地くじら祭りの見学、海の体験、くじら学習、買い物を組み合わせたメニュー提供
取組3.「森浦湾くじらのまちづくり”くるま座シンポジウム”の開催
  • キックオフくるま座シンポジウム:森浦湾鯨の海構想計画の内容について報告、外部アドバイザーの講演、関係者によるくるま座の意見交換
  • タッチダウンくるま座シンポジウム:森浦湾鯨の海構想実施計画調査(別途実施)の成果報告、関係者間の相互意見交換をくるま座形式で実施、森浦湾将来構想図の作成
実施体制
【太地町くじらと自然公園のまちづくり協議会】

太地町区長会
太地町漁業協同組合
太地町役場

ほか、

PTA、青年会、婦人会、などにより構成
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