沖縄県竹富町小浜細崎地区 細崎ま〜る新鮮隊
活かそう!守ろう!海人の宝!事業

地域の概要

  • 年間約18万人の観光客が訪れている。
  • 大型リゾートホテルが2つあり、そのため周辺島より、観光者の宿泊率が高いという特徴がある。
  • 島内での魚の需要があるのに、販売方法や販売手段・二次加工方法などが確立できてない状況である。

地域資源

地先の水産資源に加え、観光地としての地域の可能性を活かすため、観光関連の施設を資源として、その活用を図った事業を展開している。

地域の目標

地元消費の拡大や体験漁業を通した新たな産業の創出、水産物の島内消費拡大、加工品開発を通した付加価値の向上、漁業者の子息のUターンや新規漁業就業者のIターンでの後継者確保

地域全体で考えた活性化への取組


加工体験モニター
(1)加工施設の充実及び直営店の整備による販売機会の拡大
  • たらしあぎー製造を実施した。地域住民の試食会を実施。また、加工作業環境について加工体験を考慮した作業台などの整備を実施した。
(2)県内外先進事例の視察
  • 豊前漁協、白保への視察を実施し、勉強会を行った。また五島市で実施する漁業者による漁業体験プログラムに参加した。

地元小学生の海人体験
(3)商品開発・テスト販売及び島内における販路拡大
  • 作業時間の効率化、品質の向上、原価の低下が可能となった。
  • イベントへ出店・販売を行い、地域の活動と商品をPRした。
(4)育てる漁業の新たな創出に向けた研修・勉強会
  • 研究員を招き、新たな魚介類の養殖の可能性と現在の養殖業の生産性の向上と活用法についての勉強会を実施した。

魚垣散策
(5)地産地消・地域における体験漁業・ブルーツーリズムの取組
  • 体験漁業モニターを受け入れ、漁業体験・加工体験や、魚垣散策等の地域の潜在的な資源を活用した体験プログラムの試行を行った。
(6)情報発信
  • 世界魚垣サミットへ参加し地域の取組を発表した。

取組成果

地元での消費拡大をすすめることで、地域とのさらなる強い連携が生まれ、埋もれていた地域資源(未利用の水産資源活用・地域とのつながり)を発掘できた。さらに地元消費を伸ばせるよう、新たな商品開発やイベントを行う。
PAGRTOP