静岡県伊東市 伊東海洋地域資源開発協議会
魅力発信 旬鮮!鼠ヶ関 活性化事業

地域の概要

  • 首都圏からのアクセスも良く、風光明媚な国際観光温泉文化都市として1年を通じて観光客が訪れており、年間600万人以上の来遊客を有している。
  • 水揚げ高の減少と漁業者の高齢化、観光客の減少により、水産資源を消費する観光客の需要も減るなど地域の水産業も大きく影響を受けている。

地域資源

地先の水産資源および水産業、周辺の自然環境、特に海の環境(イルカ体験施設、ダイビング施設)を活用した事業展開を図っている。

地域の目標

海の自然を使った体験活動を中心とした事業の展開、地元漁業者が一体となり、漁業と観光を結び付けた新規事業を創造

地域全体で考えた活性化への取組


シュノーケリング
(1)子ども達の自然体験活動の実施
  • 子供に自然体験を通した心の健康、体の健康、地球の健康を学ぶものとして、シュノーケリング、シーカヤック、水辺の観察を実施した。

海鮮バーベキュー
(2)障害児童の海の体験活動の実施
  • 障害者支援団体等と連携して、障害者家族を含めた心のケアを目的に、イルカセラピーや漁業体験、海鮮バーベキューなどをプログラムに取り入れたアクアキャンプを行った。(計169名参加)
(3)高齢者の海の体験活動の実施
  • 首都圏のフィットネスクラブと提携して、フィットネスクラブに通う高齢者の海の体験活動の取り入れによる心の健康、体の健康の提供を行うプログラムを実施した。

漁業体験
(4)漁船乗船体験、漁業体験、水産加工体験など の実施
  • 伊東市の旅館事業者とタイアップして漁船乗船体験・漁業体験・水産物加工などの体験活動を行った。

取組成果

地域の漁業者にとっての新たな事業が認識されつつある。漁業や海の環境を活用したプログラムの検討を通じて、漁業者の管理する無人島を体験プログラムに活用することを検討し始めているなど、気運は高まっている。
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