まっちょっど〜定年・長島
長島町地域戦略協議会(鹿児島県長島町)

地域が抱えている問題点や課題
○漁業不振から来る漁業世帯数、漁業者の減少
○生活環境の遅れから少子高齢化、都市部への人口流出が進む
○様々な地域活性化の取組を実践するが、事業規模の小さく、単発的な取組にとどまる
○消費地から遠隔地であるため、輸送コストが高く、流通過疎地域による不利益を受ける
+平成21年度赤潮の発生⇒約40億円の被害
都市部をターゲットに「長島の海産物」を使った売込みを実施し、漁業者や商工会員など地域産業の活性化を図る

地域全体で考えた活性化に向けての取り組み

1.長島の魚を楽しむツアーの実施
1泊2日のツアーを企画し、鹿児島市内から16名が参加した。
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2.「鰤王」ブランドの認知度向上
水産業振興シンポジウムを開催し、250名の参加者が集まった。
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3.町内での消費拡大
東町漁協が町内外の小中学校で子ども達を対象に魚食普及活動に努めている
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4.加工グループの加工品の販路拡大
町内各種イベントへの出品により認知度向上
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5.長島おさかなまつり
12,000人の集客と600万円以上の売上を記録した。
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取組成果
おさかな祭りにおける町外からの来客者が大幅に増加!
長島の認知度が確実に向上している

1.長島の魚を楽しむツアーの実施

旅館組合と協賛し、昨年度は日帰りであった本ツアーを1泊2日で企画し、鹿児島市内から16名が参加した。周知が遅かったことと、泊を伴うことで十分な参加者数は得られなかったが、参加者の満足度は高かった。

2.「鰤王」ブランドの認知度向上


  • シンポジウムの報道記事

水産業振興シンポジウムを開催し、250名の参加があった!
⇒本年度は赤潮の被害が発生したため、当初は加工や流通への取り組みをテーマに考えていたが、急遽赤潮対策にテーマを変更した。

3.町内での消費拡大

東町漁協が町内外の小中学校で子ども達を対象に、ブリの調理法やおいしさを知ってもらうため魚食普及活動に自主的に努めている。
昨年に引き続き伊勢海老祭りを実施

4.加工グループの加工品の販路拡大

長島町造形美術展、長島おさかな祭り、長島トライジョギング、獅子島ウォーク、鹿児島県市町村特産品フェア等のイベントに参加し、販売した。

5.長島おさかな祭り


  • 模擬船おろし

  • 模擬入札

  • ブリの試食販売

  • 漁船パレード

昨年度の実施によってリピーターが多く、来客者の満足度が高いことがわかった。また、口コミ等による来場者増の効果もあった。

集客:12,000人
売上:600万円以上

実施体制
各漁業協同組合
漁業者関係の調整

商工会・観光協会
飲食店、旅館等の調整

JA出水
農業者関係の調整

教育委員会、社会教育課
学校関係、町内の各種団体等の調整
PAGRTOP