・「わかしや」(上ノ加江漁協)
漁協女性部が運営しており、朝漁獲された魚を活用した刺身定食、日替わり定食、女性部の人が作った干物等を安値で提供・販売をした。
来客数5,000人、売り上げ620万円(平成20年)
・将来のオーナーコンブ制度を見据え、昆布を植え付けたロープ300mを、水温が下がった1月、2月に海中に移植し、養殖試験を行った。
オーナーコンブ制度確立前の現段階では、生育した昆布は「わかしや」の食事の一品と漁業体験(昆布刈り取り)で活用予定である。
・「大漁屋」(窪津漁協)
産直市場では定置網で当日獲れた鮮魚、干物の他に女性部で惣菜、お寿司等の手作りの品も販売した。また、各種魚のすり身の販売を2,000円/kgで始めた。
・「海鮮館」では地域水産物を用いた定食を提供した。
朝は地域住民の情報交換等の憩いの場になっている。
来客数13,000人、売り上げ1,520万円(平成19年度)
・黒潮ふれあい祭り(上ノ加江漁協)で鮮魚、カツオのたたき、伊勢海老汁、鯛炊き込みご飯等の販売とわかし汁を無料提供し、水産物の普及を図った。
・上ノ加江漁協では各種の釣り、籠漁、網漁、ロープワーク等の漁業体験を行い、 「わかしや」を利用して、漁獲物の料理体験と食事を提供した。
来客数が年々増加傾向である。 (来客数1,040人)また、1日に最大で100人を、漁協女性部の家29軒で民泊受け入れを行った。
・くぼつ港まつり(窪津漁協)で鮮魚、干物、魚めし、カマス姿寿司、野菜等の販売と伊勢海老汁を無料提供し、水産物の普及を図った。
・窪津漁協では、東京の小学校の修学旅行130人を、漁協女性部の家24軒で民泊受け入れを行った。定置網の網起こし見学、生簀での釣り体験と地域水産物を用いた刺身、魚めし、フライ、煮もの等の食事を提供した。