「西伊豆町いきいき漁村活性化プロジェクト」
伊豆体験型観光協議会(静岡県西伊豆町)

地域が抱えている問題点や課題
<現状>
・人口:10,347人、世帯数:4,288世帯(50年間で約40%減)、高齢者率:38.8%⇒県内第2位
・仁科、安良里、田子の3地区にあった漁協が08〜09にかけて下田の伊豆漁協(旧下田漁協)の支所として合併
・漁業就労者数:1,159人(1978年)⇒364人(2003年)60歳以上の漁業就労者は全体の72.2%
・観光交流数:1,182,324人(宿泊者数359,777人)⇒20年間で約50%減少
<課題>
①西伊豆の基幹産業である観光業・漁業の連携による新たなビジネスモデル構築の検討
②UIJターンを視野に入れた、若い労働力を活かす雇用の場の創出
①漁業・水産業・観光業の連携体制による地域資源を活かした着地型観光(体験型観光)を新しいビジネスの柱として構築し、経営基盤を安定化する。
②若年層を中心とした新たな雇用の場の創出により、漁村地域を活性化する。

地域全体で考えた活性化に向けての取り組み

1.材育成事業
・漁業組合員、地元住民、公募による他地域住民を対象に、体験指導者養成講座を開催
⇒20名×2回の開催(漁業関係者・地域住民による意識改革、海・海業・水産業への理解を深める、地域資源の再認識、体験指導者輩出、人的ネットワーク構築)
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2.モニターツアーの企画・実施・検証
・水産業の体験プログラムを1泊2日で企画、講座修了生のOJTの実施、参加者および体験指導者へのアンケートによる検証
②モニターツアーの企画・実施
⇒小学生くらいの子どもを含む家族延べ15名程度の参加(指導者の実地訓練、子ども農山漁村交流プロジェクトの受入体制の強化、地域経済への貢献)
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取組成果
着地型観光(体験型観光)を新しいビジネス化と新たな雇用創出

1.初級体験指導者養成講座


  • 初級体験指導者養成講座実施の様子

  • 初級体験指導者養成講座実施の様子

●参加者数(目標):40名程度

参加者数(実績):27名

●主な年齢層:60歳代 主な居住地:西伊豆町内
●実施の目的:地域資源を活かした地域振興のあり方と、これまで地域にいなかった新しいタイプの人材育成を目指し体験指導者としての実践的なノウハウを学ぶ ●実施内容 :①グリーンツーリズム概論、②プログラムの作成手法、③地域案内フィールドワーク、④体験活動の安全対策、⑤伊豆の観光論

2.モニターツアーの企画・実施・検証


  • モニターツアー実施の様子

  • モニターツアー実施の様子

●参加者数(目標):小学生くらいの子どもを含む
家族延べ15名程度の参加

参加者数(実績): 名
●主な居住地:
●実施の目的:指導者の実地訓練、子ども農山漁村交流プロジェクトの受入体制の強化、地域経済への貢献
●実施内容 :漁船を使った漁業体験と乗船体験、地物を使った海鮮バーベキュー

実施体制
○「伊豆体験型観光協議会」(愛称:JOYZ)⇒事業全体の統括、体験指導者養成講座の企画・実施
○西伊豆町、伊豆漁協(仁科、安良里、田子支所)、伊豆グリーンツーリズム協会⇒JOYZと連携して各事業に関わる。
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